2020年10月18日
2020年 カウボーイズ 秋の闘い③ -札幌清田ライオンズクラブ旗争奪 第23回清田区少年軟式野球大会-

 10月4日(日)、美しが丘西公園グラウンドでライオンズ旗の開会式が行われました。この大会が清田区少年軟式野球連盟が主催する今年度最後の大会。
 10月17日(土)の一回戦は初回から点を取りあう激しいゲーム展開。試合はカウボーイズ1点リードで終盤を迎えますが相手に同点に追いつかれ延長促進に突入。それでも集中力を切らずに1点をもぎ取って辛くも勝利。この日、ピッチャー5人を投入したカウボーイズが土俵際ギリギリのところを競り勝って初戦を突破しました。
 10月18日(日)午前、準決勝。前日とはうってかわって3回まで両チーム無得点のままゲームは進み、4回と6回に1点ずつ奪われてカウボーイズ2点ビハインドの6回裏。相手チームの守備とピッチャーの乱れを突いて同点に追いつき、初戦と同様、延長促進に突入。しかし、この試合、ここまで一人で投げぬいたカウボーイズのピッチャーに疲れが見え始め、相手に2点を奪われる。その裏、カウボーイズ最後の攻撃、打席には3番ピッチャー。「自分が取られた点はバットで取り返す!」という一振りが団員たちだけではなく、監督、コーチ、応援のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、兄弟姉妹、みんなの想いも一緒にのせて青く空高い秋空の彼方へ…。
3人目のランナーがホームに還って劇的な最後、これぞ正しく『青天の霹靂』。ナイスゲーム、いや、スーパーナイスゲームのサヨナラ勝ちで決勝進出を決め、優勝旗に王手をかけました。

 準決勝の劇的なサヨナラ勝ちの興奮冷めやらぬ18日(日)の午後、いよいよ決戦の時。6年生にとっては泣いても笑ってもカウボーイズのユニフォームを着て挑む最後の公式戦です。
 序盤、相手に2点を奪われるも、団員たちの表情に少しの焦りもなく、3回裏、一挙4点を叩き出して一気に逆転。カウボーイズは準決勝の勢いそのままに5回裏にも2点を追加。この試合もピッチャーが一人で投げ切り、最終回、3人でピシっと〆てゲームセット!
 何度も近づいては手にすることが出来なかった念願の「優勝旗」。やっと、やっとその手中に収めることが出来ました。優勝旗を目指して諦めずに百折不撓の精神で全力疾走で頑張ってきたみんなに野球の神様が微笑んでくれました。終わりよければすべて良し。団員たちは応援団と歓喜のハイタッチ!みんないい顔してるね、優勝おめでとう!
 応援に来てくださったお父さん、お母さん、ご家族の皆様、ご声援ありがとうございました。